現実70%の人が勝てない理由
あなたがFXや投資で負けているのはプロスペクト理論のせいによって損をしているかもしれません。
FXは精神的に楽な事は、損失に繋がり、逆に人が不得意な事の方が利益に繋がります。
実は、面白い事にある程度の手法とかスキルは誰でも身に付きます。
反復練習していれば自然と。
しかし、現実FXは70%の人が勝てないです。
これは本当は損はすぐに切って利益を延ばさなければいけないのに、
人間の本能でプロスペクト理論に基づいた真逆の行動をしてしまうことが大きな要因です。
投資というのは人の本能に逆らう行為の連続です。
その為になかなか勝てないと言われています。
このプロスペクト理論では、「私たち人間は損失を避けようとする習性がある」と言われています。
「利益を目の前にすると、確実に取れる利益の方を取る」「リスクを目の前にすると、リスクすべてを回避しようとする」のです。
では質問します。
Aの場合、無条件で100万円が手に入る。
Bの場合、コイン投げをして表が出たら200万円、裏が出たらゼロ円です。
上記の期待値としては100万円なのです。
なので同じなのですが、多くの人がAを選びます100万円確実に手に入る方法を選ぶのです。
では質問をさらにします。
あなたは負債を200万円抱えていた場合はどちらを選択しますか?
無条件で100万円手に入るAか?
それとも当たれば200万円外れても今のままの0円のBか?
この場合、なぜだかBのコイン投げにチャレンジする人が増えます。
人間は利益が目の前にあると利益が手に入らないというリスクを回避したくて、
確実に100万円が欲しくなるのですが、逆に損失を抱えていると損失そのものを返済したいのでリスクを負ってでも損失を無くす楽な方を選択します。
こういった理由で本当はトレードや投資は損小利大でなければならないのに、このプロスペクト理論のせいで損大利小になってしまうわけです。
そして、多くの人がFXやトレードでなかなか勝てないという事なのです。
この損失を避けようとする私たちの思考の習性を、「損失回避性」とも呼びます。
なので、いくら手法やテクニカル分析を学ぼうとしてもこの本能がある限り勝てません。
人間の本能では投資とかトレードに向いていないのです。
本能に背くことは、最初は苦痛に感じてもそれを習慣化するとストレスも感じなくなります。
考え方を変える時は最初だけが大変なのです。FXで勝てる人は当たり前にやっていることです。
その本能が分かった今こそ論点を変えれば良いだけなのです。